医師転職で専業産業医になるには、以下の手順が必要です。
- 産業医の資格を取得する。
- 産業医の求人を探す。
- 応募し、面接を受ける。
- 内定を受ける。
- 入社する。
産業医の資格を取得する方法
- 1 日本医師会の産業医基礎研修を修了 日本医師会や都道府県医師会が実施する「産業医学基礎研修」で50単位以上を取得します。講義や実習、見学などを通して産業医について学びます。
- 2 産業医科大学の産業医学基礎講座を修了 産業医科大学の「産業医学基礎講座」では、講義やグループ別実習、個別指導などを通して、産業医の基礎から実戦まで学びます。産業医科大学(北九州市)で開催される2ヶ月コース、東京で開催される5ヶ月コース
- 3 「労働衛生コンサルタント」試験に保健衛生区分で合格 「労働衛生コンサルタント」は、事業場の衛生診断・指導を行うことができる国家資格です。試験には、筆記(択一式と記述式)と口述があります。合格率は30%程度と言われ、勉強時間の確保が合格の鍵を握ります。
これらの方法で産業医になることができます。多くの場合は1.かもしれません。
産業医の求人は、医師転職サイトや求人情報誌などで探すことができます。産業医の求人は、常勤の求人、非常勤の求人、嘱託の求人などがあります。応募が多い医師求人があるので様子をみながら応募してみるといいでしょう。
面接では、産業医としての経験、スキル、資格などをアピールする必要があります。また、企業の健康経営への理解や、産業医として貢献できることなどをアピールすることも大切です。
内定をもらったら、入社日や給与などの条件を確認して、入社を決めてください。
医師転職で専業産業医になるには、産業医の資格を取得し、産業医の求人を探すことから始めましょう。産業医は、企業の健康経営を支える重要な存在です。産業医として活躍することで、企業の従業員の健康を守り、生産性向上や離職率の低下などの効果に貢献することができます。